■■■5/14発売のNEW SINGLE "THIRSTY"をメンバー自身が解説!
■#1 THIRSTY
■#2 CALLING
■レコーディングエンジニア大西氏のコメント
▼THIRSTY▼
■善
イチから製作に携わって作った曲。
元は俺の前の前のバンドでやってた曲をゼクス色に染めて貰おう
という意図で持ち込んだんだが、結局跡形も無い(笑
あーでもないこーでもないっていじくりまわしてたんだが、
雀蕗のリフで俺の中では方向が決まった。叫ぼうって。
後はがーっとできあがったはず…
聞き所は〜リフとバスドラの絡みかな。
リフを刻める雀蕗、迅、JUN、バスドラを踏めるK.K.、みな鬼だね。
Voは嫌でも聞こえるからね。
レコーディングの時はTHIRSYって名前の感じの通り
渇いていて救いを求めている人というか状況をイメージしながら叫んだ。
■迅
リフはいままでの曲のリフより音数を増やすことを意識したので、指がからまります。
Aメロでのバッキングはしつこいほどのアグレッシブハーモニクスと
その後ろでリズム隊のコンビネーションが聞き所です。
Bメロのギターのからみとボーカルの悪そうな声が好きです。
間奏でへヴィなパートのゴィーンって感じが◎
ソロは散々迷ったあげくあれに落ち着きレコ前日にできた。
なので練習しすぎで指がカッチカチやぞ〜
ラストサビでのハーモニーソロはなにげに泣き泣きですぞ。
■雀蕗
善が昔作った曲を持ってきて、ゼクス風にアレンジしようと始まりました。
リフがこうだから、Aメロに入る前に違うリフのパターンか、
何かワンクッション入れるかとか、試行錯誤した。
前後がうまく繋がらなくリフとAメロが全く違う曲になったりしてしまって
結局ワンクッションかリフ2みたいに作ったものがメインリフになり、
そこからパーツパーツで何パターンか作り、
よさそうなのをくっつけていって完成できました。
何げに一番曲づくりで時間がかかった曲かな!?。
レコーディングではグリスのタイミングやグリス前にピッキングする、しないや
スライドのタイミングまで合わせました。
この曲が出来た時すでにシングルに入れたいな〜って思いましたね。
■JUN
ベース自体は非常にシンプル。
曲自体ギターとドラムが非常に勝っているつくりになっていて、
ギターの低音が既に結構出ているのだが、
ドラムとギターの間の狭〜い隙間を縫って埋める役まわりに徹している。
シンプルかつドライなベース。
歌詞は曲ができた段階でなぜか既に"THIRSTY"というタイトルと
「エロい歌詞」という方向性が決まっていた(笑)
ところがどうにもこうにもエロい歌詞が書けないので、その方向性は破棄し、
「THIRSTY=渇いた」というところをクローズアップした。
善が加入したので彼の世界観を知りたいと思い、善に土台となるフレーズを書いてもらい、
それに肉付けしていって歌詞ができた。
舞台は「北斗の拳+地動説」(笑)。
荒廃した世の中で絶望に囚われた人々が世界の果てをさまようんだけど、
地動説的世界なので世界の果てまで来てしまう。
世界の果ては断崖絶壁なわけですよ。その先にはもう何もない、はず。
そこでじゃあこの先どうするの?そこに留まるのか、すべてを放棄するのか、
それともこの世界という枠を超えて状況を打破しようと何かきっかけをつかもうとするのか?
THIRSTY(渇いた)と言ってるけど、
ただ不満を言ってるだけじゃなくて本当に何かに渇いているの?
という問いかけを、人間の弱さに対する処置への比喩として散りばめた。
歌詞にはいつもそれにともなうオレなりのイメージ映像があるんだけど、
サビでクリーンなボーカルとスクリームが対比的に出てくるところで、
この曲ではカット割りを細かくしているので、
1対1の対比ではそれぞれの言っていることが一貫していないように見えるが、
実は登場人格以外の複数の人格が登場人物を責め立てるような具合にしている。
一行一行のフレーズというよりは全体的な世界観を汲み取って欲しいかな。
■K.K.
テンポが速くて割とシンプルな構成なので、
疾走感を失わずに同時に緩急をつけることを第一に考えた。
あと前半のAメロは同じパターンの繰り返しになる部分なので
毎回少しずつ変えて単調にならないようにしたつもり。
間奏で一気に重い感じのノリになるので出来るだけタメの効いた感じにしたかったが、
レコーディングではクリックに合わせるとギターと一体感が出なかったり、
かと言ってタメ過ぎるとクリックと帳尻が上手く合わなかったりと加減が少し難しかった。
一番凝ったのはサビのライドのパターンと、間奏→ソロに入るときの長めのフィルイン。
サビのパターンはちょっと変わった感じにしたくてライドとタムを混ぜたりしたけど、
若干ライドの音が弱くてわかりにくいかも。それが心残りといえば心残り。
ソロ前のフィルはレコ当日まで固まってなくて、
リフから外れ過ぎず小節をまたいだ感じを出したいと思ってやったらあんな感じになった。
割と気に入ってます。
一発録りだけどなるべくタイトに出来たらな、と思って臨んだけど
それなりにいい感じになったんじゃないでしょうか…
▼CALLING▼
■善
これは俺が加入した時には既にあった曲で、
若干自分の中で消化するのに時間がかかった。
けれども、メロディの所はいいインプットができたと思ってる。
聞き所はそのメロディの所(笑、あとギターソロもアツい。
もう結構ライブで演奏してたから、レコーディングの時は、
ライブの感じでいつも通りに歌ったよ。
いい感じだったね。
■迅
この曲はイントロの出だしが1番の難所。
Aメロはハーモニーバッキングでうちの得意技。
そしてサビがメロデスです。
ソロはほぼアドリブなので毎回若干違う(笑)
最初はブルージーにとのことだったが
結局だいたい今の形に落ち着いたのです。
こだわりは聞こえづらいがイントロやソロの刻み。
■雀蕗
とにかく曲を作った時俺のなかでは「スクールウォーズ」でしたね
(この曲の元になったのはドラマのテーマ曲かな)。THE青春☆でしたね。
最後の部分が超青春フレーズだ!!。
Gソロも今までとは違うアプローチをしたかったから、
迅に口で説明してしたらすぐに「あ〜わかる、わかる(笑)」とうまく伝わり
「こんな感じでしょ(笑)」と理想以上の物を作ってくれました。
とにかくバスドラとのユニゾンにこだわりました。
これでもかってくらいやってます(^^)v。
Gソロの前のモッシュパートでは、今まで余り使ったことのない刻みを作りました。
■JUN
この曲もベースはシンプル。ダウンピッキング多めで、
THIRSTYより少し軽快なノリで弾くように心がけた。
ポイントはイントロの出だしをシャープに入ることと、
Bメロでドラムがかなり細かいことをやっているところでも
ギタードラムが互いに散漫にならないように
全体をつなげることを気をつけたことかな。
まだ善もK.K.も入る前に作ったから、歌詞は完全にオレの心象風景。
作曲者の雀蕗から提示されたのが、「ザ☆青春」
「スクールウォーズだけど、尾崎豊みたいに湿っぽくない」
という難解(笑)なテーマ。
そうすると世代的にはBOOWYなのか、LINDBERGなのか、はたまたTHE BLUE HEARTSなのか
ということになるのだが、そこは21世紀にやるメタルとして自分なりに解釈して書き起こした。
この曲の歌詞を書くときに、今までのことを振り返った。
3人しかいなかったから多少感傷的になっていたわけだ(笑)
そして歌詞のスケッチの中に、ドイツに住んでた時の風景を書いたものがあった。
それをもとに、学生の頃の「可能性に対するの万能感(たとえ根拠がなくても)」と
その裏側の「先の見えない不透明感に対する不安や焦り」と
「それらを客観視する自分の中のもう一人」という三者に託している。
瞬間をつなげていくことで日々が流れる。
しかしそのつなげる行為に必死になって、普段あまりそれを省みることはしない。
あるときふと後ろを振り返ってみると、
何かに呼ばれるようにして、今自分がいる場所までやってきたんだということがわかる。
自我に目覚めた後、その何かに呼ばれていることに気づかずに
無闇に必死になっている時代がオレにとって青春ということになるんでしょうね。
「何かに呼ばれる」というところから「呼んでいる=CALLING」というタイトルになった。
XECSNOIN流の青春ソングなんじゃないかな。
■K.K.
気をつけた点はTHIRSTYと一緒。
ただ、サビの部分はボーカル、ギターがメインなので邪魔しないようにシンプルを心がけた。
凝ったのはBメロのパターン。
ベルをウラに入れつつ、スネアはリードギターのアクセントにかぶせて、
バスドラはバッキングと…ってやったらあんな感じになった。
所々に速くて短いオカズも入れたり、楽しいっす。
大変だったのは間奏のバスドラでリフとユニゾンするとこ。
正確に踏むのは結構集中力要ります。なにげに速いし。
同じく一発録りでコッチは後半シクってるところもあるけど勢い重視って事で良しとします(笑)
□レコーディングエンジニア大西氏(bazooka studio)からのコメント
僕がXECSNOINを初めて聴いたときに最大の魅力であると感じた演奏の勢い、
楽曲の持つパワーを全面に押し出す事を念頭においてRecしました。
そのために余計な小細工はせず、基本的に楽器は全員が同時に演奏してもらい、
それをそのまま使う事にする。
リズムの太さとキレとスピード感を殺さないために
ドラムとギターには数種類のマイクを立て、
各マイクの持つ得意な部分の混合比率で音を作る。
ベースはヴィンテージのDIを使用。
ヴォーカルに関してはタイトさが欲しかったため、
周囲をデッドな環境にした上で、
マイクと卓を能力最大限の所で使う事で歌のスリリングな部分を演出した。
Mixの時はこの強いエネルギーを自宅の小さなラジカセで
少しでも再現できる事を祈りながら作業しました。
…とはいっても、なんだか気持ち悪いくらいにスムーズに
進んだ今回のレコーディング(笑)
こんなにスムーズなの、僕のレコーディング人生で初ですよ。
聴いてる音楽がかぶりまくりで、出会って1秒でツーカーだったのが
大きかったに違いありません(笑)